1961-12-08 第39回国会 参議院 建設委員会 閉会後第2号
何のそのゆえがあって、建設省が砂防堰堤として、渓流堰堤を作っておるのに、その下流のほうに林務堰堤というものが必要であるかということでさえも、これはどうも私は理屈に合わぬ、こういう堰堤の作り方は三重県だけではございません、長町県もそうです。長野県は私は六月の集中豪雨の際にもずっと行ってきましたが、やはりそこもそのとおり、山梨県もそのとおり、岐阜県もそのとおりです。
何のそのゆえがあって、建設省が砂防堰堤として、渓流堰堤を作っておるのに、その下流のほうに林務堰堤というものが必要であるかということでさえも、これはどうも私は理屈に合わぬ、こういう堰堤の作り方は三重県だけではございません、長町県もそうです。長野県は私は六月の集中豪雨の際にもずっと行ってきましたが、やはりそこもそのとおり、山梨県もそのとおり、岐阜県もそのとおりです。
従いましてたとえどちらでやろうとも最も大事なのどぶえでありますから、その渓流堰堤がこわれれば非常に下流の被害は大きくなります。むしろ上からコンクリートのくずまでも一緒に土砂に乗ってくるわけでありますから、非常にその災害が大きくなります。
しかしながらわれわれは砂防の渓流堰堤をする場合は、大體林野局へも相談をして、その目的が合致するように折衝にはつとめておりますけれども、いろいろな事情によつて、ときどきちぐはぐになることが起るのであります。